鉄道模型を走らせるジオラマ完成品は、1つのセットだけで数万円します。
サイズによって値段に幅はありますが、5万円以下で買えるものもあれば10万円以上してしまいます。
これだけ値段が高ければ、ジオラマ完成品を買うより、自分で作ったほうが安くなると考えてしまいます。
しかし、ジオラマをすべて自分で作ろうとするのは、とても大変な作業です。
まずは頭の中のイメージをデザインして、レイアウトを決めます。
デザインされたイメージを基に地形を作り、着色、それから山や川、田畑を作らなければいけません。
ここまで作れば、ジオラマの完成に近づけることができますが、これで終わりではありません。
今度は建物を配置して、人や車などを配置する必要があります。
ジオラマ完成品が完成するまでの作業時間は、かなり長期間になります。
また、一つひとつの材料を買い揃えなければいけないので、それなりの値段もします。
ジオラマを一から自分で作るのは、それはそれで楽しい作業です。
しかし、完成までの作業時間や材料、道具のことを考えると、多少値段が高くても、完成済みのジオラマ完成品の方が結果的には安く感じられるでしょう。
完成済みの魅力は、値段が安く感じられることだけではありません。
プロが作っているだけあって、まるで本当の世界のように細部まで作り込まれています。
素人とプロが作ったジオラマを見比べれば、完成度の違いに驚くことでしょう。